むつぬま雑学研究室新館

交通関連の考察記事を中心にいろいろ書いていきます。鉄道時々航空(予定)、2019年9月5日よりYahoo!ブログから移転。

12. 2018年3月、小田急線が生まれ変わる!!(その1)

こんにちは。今回は小田急線の新ダイヤについて考察しようと思います。
小田急線では、代々木上原~登戸で行われてきた複々線化が完了し、大幅な増発と所要時間短縮が可能になります。今までになかったパターンの列車が大量に設定されるなど、かなりの変化なので、じっくり見ていきましょう。その1は平日朝時間帯についてです。

1. 平日朝時間帯

1-1. 最混雑時間帯に「快速急行」を5分間隔で運転、終日登戸停車

これまでは、最混雑時間帯を避けて運行してきた「快速急行」だが、今回の改正で、最混雑時間帯も主役の種別となる。運転区間小田原線列車が小田原~新宿、江ノ島線列車が藤沢~新宿(相模大野まで「急行」)となる。両者が約10分間隔で交互に運行され、共通する区間である相模大野~新宿では約5分間隔となる。また、平日朝以外の時間帯も含めて登戸に停車する。この他、小田原発の「快速急行」に接続する江ノ島線内の「各停」、藤沢発の「快速急行」に接続する小田原または新松田~相模大野の「急行」が設定される。

考察
朝の最混雑時間帯まで「快速急行」だらけとなるのは、全く予想できなかった。とはいえ、そのまま変更するのではなく、登戸停車(1番線の新設により可能になったのだろうか?)と朝時間帯に限り江ノ島線内「急行」(=長後・南林間停車)とした上でのことであり、さすがに現在の長距離に特化した停車駅ではまずいのだろう。これにより、向ヶ丘遊園成城学園前は最混雑時は最速種別が止まらない(現在、最混雑時は「急行」・「準急」・「各停」のみ)ことになるが、これに関しては増発を活かし、次項で述べる新種別でカバーし、遠近分離・千鳥停車で混雑の平準化を目指すのだろう。あと、藤沢発の「快速急行」に接続する小田原~相模大野の「急行」の一部が新松田まで「各停」となっているが、いわゆる「赤丸急行」は「化け急」の一種に変更される模様である。最後に、6両編成から増やせない江ノ島線内の「各停」が減らされるのも混雑面で不安である。

1-2. 新種別「通勤急行」を多摩線で運行開始、小田急多摩センター始発も

現在は最混雑時間帯に新宿直通の上位種別が存在しない多摩線に、新宿直通の新種別「通勤急行」が設定される。新宿着7時台、8時台に上りのみ9本の運行(うち6本は小田急多摩センター始発)となり、約10分間隔で運行される。「通勤急行」の停車駅は「急行」の停車駅から登戸と経堂を除いたものであり、登戸は「快速急行」、向ヶ丘遊園成城学園前は「通勤急行」と千鳥停車を行う。この他、多摩線では多摩線内の「各停」が約10分間隔で運行される。
 
考察
今回の改正で大きく強化されたのが、多摩線である。従来、多摩線は特に朝晩の上位種別が少なく、あったとしても日中を含め千代田線方面発着ばかりであった。しかし、今回、後述する日中・夕夜間の千代田線方面発着「多摩急行」・「急行」を新宿発着「快速急行」へと変更することと合わせて、多摩線の新宿発着上位種別が大幅に増強され、多摩線の上位種別は新宿発着ばかりとなった。これは、所要時間の短縮により、新宿~多摩センターで競合する京王相模原線と互角に戦えるようになったためだと考えられる(運賃は小田急の方が高いが、最混雑時の所要時間は京王が約50分なのに対し、小田急は今回の改正で約40分となる)。多摩センター始発の列車を大量に設定しているのも、京王相模原線を意識している。対する京王相模原線は運賃値下げと新型車両で迎え撃つが、どうなるか。一方、多摩線の「各停」も本数がやや減らされており、今回の改正は複々線区間を除く「各停」のみの停車駅に厳しい改正と言わざるを得ない。

1-3. 「各停」の千代田線直通開始、新種別「通勤準急」も

今回の改正に合わせて複々線区間は全駅が10両編成対応となり、千代田線に直通する「各停」の運行が朝方を中心に開始される。また、千代田線直通の上位種別を原則「準急」とし、最混雑時間帯(代々木上原着7時台、8時台)の上り11本はこれに代えて新種別「通勤準急」とする。「通勤準急」の停車駅は、現在の「準急」(経堂停車)と同じ(「準急」は停車駅を変更、これについては「その2」で)。「各停」は向ヶ丘遊園始発、「通勤準急」は本厚木または海老名始発で、いずれも約10分間隔で運行される。「各停」はこの他、伊勢原または本厚木~新宿でも設定され、合わせて約5分間隔での運行となる。
 
考察
新宿~代々木上原複々線化の対象外であるため、複々線化での本数増加分の多くは千代田線直通に配分されるのは前々から予想できた。今回、朝方の「準急」・「通勤準急」を本厚木または海老名~千代田線直通に一本化し、さらに「各停」まで直通させたことで、千代田線直通列車を利用できる駅が大幅に増えた。また、朝方の上りも経堂に停車し、最混雑時間帯も経堂から「各停」以外を利用することが可能となった。千代田線直通列車に関しては、後述する朝方以外も含め、世田谷区内などの近距離重視となった感がある。ただ、新宿発着の「各停」がかなり減った(現在は約7分間隔、改正後は約10分間隔)のは、今回の改正のマイナス点と言わざるを得ない。最も、こちらは代々木八幡の10両編成対応工事が終われば一部が10両編成に増やされるだけましではあるが...

1-4. 朝時間帯まとめ

最混雑時間帯の上りはおおむね10分サイクルの中で
  • 小田原発新宿行き「快速急行
  • 藤沢発新宿行き「快速急行」(相模大野まで「急行」)
  • 唐木田発新宿行き「通勤急行」(新種別)
  • 本厚木または海老名発千代田線方面行き「通勤準急」(新種別)
  • 伊勢原または本厚木発新宿行き「各停」
  • 向ヶ丘遊園発千代田線方面行き「各停」
以上6本の都心へ向かう列車とそれらに接続する区間列車を運行する。新百合ヶ丘~下北沢では「快速急行」は登戸(新規停車)、「通勤急行」は向ヶ丘遊園成城学園前に停車し、混雑の分散を図る。また、「通勤準急」は現在「各停」しか止まらない経堂に停車する。

11. ヤフオクに出回る偽物のmicroSDHC、XCカードにご注意!!

今回は、最近始めたヤフオクの話です。ヤフオク初心者の方(自分もですが)は是非読んでください。
先日、ヤフオクで以下の商品を1,655円で落札しました。

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そうです。SanDiskのmicroSDHCカードです。容量32GB、SDスピードクラスClass 10、最大転送速度48MB/sとなかなかの代物、と期待しました。落札の際、ヤフオクに出回る海外仕様のmicroSDカードには偽物も多いと聞きつつも、多くは64GBとか128GBとか、もっと上の容量の話だと考えていました。しかし、念のため転送速度をベンチマーク測定してみたところ、とんでもない結果が。

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あれ?このmicroSDHCカードの転送速度って最高48MB/s、最低保証10MB/sだったはず...?
実際には読み込みでも20MB/s程度、書き込みに至っては1~3MB/s程度という結果に(2段目と4段目が低い値なのは、小さいデータで測定しているからです)。
これはまさかと思い、さらに書き込み、読み込みテストを別のソフトで行った結果がこちら。

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なんということでしょう。正確に読み込めているのは8GBだけです。よって、このmicroSDHCカードが偽物であることはほぼ間違いないです。
今回の偽物であろうmicroSDHCカードの特徴としては、パッケージのプラスチック部分が簡略化されていることと、印刷がやや適当なことが挙げられます。あとは、MADE IN TAIWANと書かれていたことでしょうか(SanDiskのSDカードは中身を三重県四日市で作り、それを中国の上海に持ち込んで組み立てているはずなので、台湾製はあり得ない)。
偽物の中には、明らかに偽物とわかるパッケージをのせているものもあるため、それについては判別は容易ですが、今回は画像が本体のみで、パッケージがありませんでした。このような場合だと、偽物を見抜くのはほぼ不可能だと言わざるを得ません。ここまでいろいろというなら、そもそもヤフオクでSDカードを買うべきではないのかもしれませんが、実際はヤフオク以外の通販でも、悪質な出品者っているんですよ(かつてマジコンを販売して任天堂に訴えられた某社とか)。秋葉原のお店でも出回っていることがあるらしいです。そういった場所でSDカードを買う際は、多少高くても国内向けのもの(ちゃんとしたお店で買えるものと同じもの)を選ぶのが対策になりそうです。同様の経験を書かれている他のサイト様で調べた限りでは、偽物は大抵海外仕様なので、日本語が書かれたパッケージを選ぶのがよさそうです。日本語があれば絶対安全、という意味ではありませんが、海外仕様だと基本的に保証がないため、言い訳に使う場合が多いらしいです。僕自身も、今後通販でSDカードを買う場合は、国内向けと確認できるものを選ぼうと思います。もう1つSanDiskSDHCカード(8GB)を600円で落札し、到着待ちなのですが、こちらは画像で国内向けパッケージと確認できるので、偽物のリスクは低そうです。とはいえ、ヤフオクの場合は画像ありきなのでそれでも確実ではありませんが。

※現在、返金の交渉中のため、出品者名は伏せておきます。

9. 大雨に振り回されたリゾートしらかみ乗車記+α

お久しぶりです。少し前ですが、リゾートしらかみに乗るために、7/22~7/24で秋田・青森方面へ行ってきました。乗車券はJR東日本30周年記念パスを使っています。

まずは、大宮7:30発の東北新幹線はやて351号で新青森へ。

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そして、新青森で11:12発特急つがる1号に乗り換え、青森へ。
新青森~青森は自由席(3~4号車)に限り特急券なしで特急に乗ることができます。

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青森到着後は、八甲田丸を見たり、駅前で帆立ラーメンを食べたりしました。ここまでは順調。しかし、駅に戻り、折り返しのつがる4号(12:42発)に乗るそのとき、嫌なものを目にするのであった。

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弘前行き!?秋田行きではなくて!?
この日は秋田県内の奥羽本線が大雨の影響で運休となっていました。つがる4号はリゾートしらかみ6号に乗り換えるために弘前で降りて、待ち時間で弘前城を見に行く計画だったので、この時点ではまだ自分には影響なしでした。しかし、16時前に駅に戻ってきたとき、衝撃的な事実を突きつけられたのであった。

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なんと、リゾートしらかみ3号が80~100分ほど遅れていたために、折り返しとなるリゾートしらかみ6号も発車が遅れ、16:08発のはずが17時を過ぎても来ないという状況でした。先に到着し、足止めを食らっているつがる6号のほうが先に動くか、そもそも青森県を出ることすらできないのか、とか考えていました。17:10頃にようやくリゾートしらかみ3号が到着し(3番線はつがる6号が止まっていたため2番線に変更)、17:20頃になんとか弘前を出発できました。編成は本来は青池編成のはずでしたが、くまげら編成に変わっていました。

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2号車のボックス席に乗りました。予約した段階ではある程度席が埋まっていた気がしますが、大雨の影響か、乗っていたのはしばらく自分1人だけでした。

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鰺ヶ沢を過ぎたあたりから日本海が一面に広がってきました。消波ブロックがきれいに並んでいるのも風景に似合っている気がします。

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日が長い季節なので、夕焼けを見る、といった観点で言えば、遅れたことはむしろプラスとも言えます。

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岩舘でリゾートしらかみ5号と思しき列車と行き違いました。この時点でもう20時なんですが、ものすごく遅れていたのでしょうか。その後、能代では花火大会があったため、近くの鉄橋で徐行。車掌氏も乗客に案内と理解をお願いしていました。これも列車が遅れたことならでは、といったところでしょうか。
下の写真は東能代の電光掲示板です。少しましになりましたが、それでもこんなに遅れていました。

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その後、ホームや線路の容量の関係で土崎でしばらく停車し、約1時間遅れて秋田に到着しました。
追記:秋田到着前のアナウンスを収録した動画です。

(追記ここまで)
秋田に着いた後は、ドーミーイン秋田に泊まりました。ただ、到着が遅く、車内販売も結局来なかったので夕食(実際はどう考えても夜食)はドーミーインの夜鳴きそば以外には、コンビニ弁当くらいしかありつけませんでした。とはいえ、夜鳴きそばは疲れた体にはありがたいものでした。しかもこれが無料。素晴らしい。

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どうせ大雨のせいでいろいろと移動するのは難しいだろうと考えていたので、翌朝起きたのは確か9時過ぎ。朝食の営業時間が10時までだったので、急いで食べにいきました。とはいえ、ドーミーイン秋田の朝食はだまこ汁や稲庭風うどん、いぶりがっこなど秋田のものを含めておいしいものがたっぷり食べられて1200円(ちなみに、宿泊代との合計は7700円でした)。どこかに旅行するときは、これからもホテルはドーミーインを第一候補にしようと思いました。

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当初の予定では、23日で帰る予定でしたが、駅に行くと、秋田新幹線は終日運休であるといった掲示が。
またこれかよ...
この日は奥羽本線新庄方面、羽越本線(秋田~新屋を除く)も終日運休となり、奥羽本線青森方面(男鹿線の列車を除く)も16時頃まで運休し、その後も16時台、17時台の弘前行きなどが運休。家に帰るどころか、翌日に備えて仙台あたりまで出ることすら不可能な状況でした。秋田から全く動けず、駅ビルで昼食(比内地鶏の親子丼)を食べたり、状況をTwitterに書き込んで時間を潰しました。ドーミーイン秋田にもう1泊することを決め、荷物を置いて夕食(稲庭うどんときりたんぽ鍋)を食べた後、駅に戻ると、翌24日は一部の列車のみ秋田~大曲でバス代行を行ったうえで運転するとの掲示が。1本目のこまち14号、2本目のこまち18号は満席だったため、3本目のこまち22号の特急券を購入しました。

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24日は、23日よりは早めに起き、ドーミーイン秋田のおいしい朝食を食べ(2回目)、秋田駅に向かいました。12時頃に代行バスに乗り込み、大曲へ。13時頃に大曲に到着。

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大曲からは、こまち22号に乗車。ワゴンによる車内販売が来たのが盛岡からだった(盛岡までは商品を袋に入れて販売していた)ことを除けば普段通りに走り、16:58に上野に到着。このまま帰り、今回の旅が終わりました。

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余談ですが、大雨に振り回された割には、自分自身はほとんど小雨にしか当たりませんでした。

8. 東急田園都市線に新型車両「2020系」導入!!

前から言われていた東急田園都市線の新車ですが、今日具体的な発表がありました(東急電鉄ニュースリリースhttp://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2538)。
来年、2018年春からの運行開始予定です。
見た目も形式番号も予想の斜め上だと感じましたが、はじめは3編成の導入で、順次増備される模様です。最終的にはどこまで在来車を置き換えるのだろうか?

7. 2017年ダイヤ改正について考察してみる(追記)

JTB時刻表3月号を入手したので、実際のダイヤを見て、コメント。

1. 京葉線西船橋行き増発列車について

やはり京葉線の車両が使われるみたいです。

2. 内房線関連

日中は木更津行き、君津行き、快速の毎時3本になり、木更津行きが到着した少し後に木更津発館山行きが出発、君津で快速の到着を待つ(上りの場合は、君津で快速を先に行かせてから木更津へ向かい、木更津折り返しの列車に接続する)といった形になるようです。まとめると、従来千葉~木更津間毎時4本、木更津~君津間毎時2本だったのがいずれも毎時3本となります。

3. 東海道新幹線の運用パターンについて

折り返し時間を長めにとって「ひかり」の折り返しを「ひかり」、「こだま」の折り返しを「こだま」とするパターンが増えているみたいです(N700系「こだま」も普通にあるので一概に言えませんが)。

6. 2017年ダイヤ改正について考察してみる(その5)

最後に、JR西日本在来線とJR九州についてです(JR四国は小変更のみ?)。
こちらはざっくりとではありますが...

4. JR西日本在来線

4-1. 平日も新快速12両編成へ

東海道山陽本線(JR京都・神戸線)の新快速は、土休日は全て12両編成となったが、平日は日中を中心に8両編成の列車が残っている。今回、これを12両編成とし、夕方の大阪始発など一部を除き、平日も米原~姫路間は終日12両編成での運転となる。

考察
併走する私鉄を所要時間で圧倒する新快速。その発展はまだまだ終わっていないようだ。必要な車両は、快速列車を調整して確保するのだろうか?
関西のJRは大阪環状線323系が12月24日から運行を開始するなど、まだまだ変化がありそうだ。

4-2. 可部線延伸開業

可部線は2003年に可部~三段峡間が廃止されたが、そのうち一駅分より少し長い区間だけ復活させる形で、可部~あき亀山間が延伸開業となる。

考察
廃止路線の復活、という話を聞いたときには、こういうこともあるのかと感じたが、今回、遂に実現する。この他にも、今回の広島支社の改正はいい方向のものが多く、少し前までの減量改正にはなかった明るさが感じられる。

5. JR九州

5-1. 特急「かわせみ やませみ」運行開始

JR九州11番目のD&S列車である特急「かわせみ やませみ」を肥薩線で運行開始。熊本~人吉間で1日3往復の運転となる。また、1往復が熊本まで乗り入れている「いさぶろう・しんぺい」も熊本~人吉間が特急となる。

考察
今年の改正で肥薩線から特急列車がなくなったが、わずか1年で従来以上に観光路線らしくなることとなった。「いさぶろう・しんぺい」も特急列車になることで、より観光列車らしくなるようだ。今まで週末を中心に「SL人吉」こそあったものの、毎日運転の観光列車がなかった肥薩線八代~人吉間に毎日運転の観光列車ができたのは、大きな評価点である。

5-2. 「DENCHA」本格導入

今年の10月から筑豊本線折尾~若松間(若松線)に1編成投入されたBEC819系「DENCHA」であるが、今回の改正に合わせて量産車が投入され、折尾~若松間が全てBEC819系による運転となる。また、福北ゆたか線区間にも一部乗り入れ、博多まで入る。

考察
JR東日本の「ACCUM」と合わせて、今回の改正は蓄電池車の量産車投入が大きな目玉の一つである。周辺には他にも非電化路線があるが、そこに投入されるかが気になるところである。一部では関門トンネルに投入、という噂も聞くが、下関駅構内が直流電化でJR西日本管轄であるなど、充電設備を設けるのが難しいので、さすがにないのでは?